自衛隊の幹部自衛官を養成する『防衛大学校』。芸術鑑賞会にお声かけいただき出演してきました。出演前に先生方とお話しする中で「これから世界に出て各国の要人に出会うことになる。日本の文化を学んで日本を深く知り、世界の人々と良い交流をしてほしい」との言葉に身が引き締まります。
演目の1曲目に「君が代」を取り入れました。国歌斉唱(または演奏)の依頼としてお受けすることはあっても、コンサートの一演目として演奏したのは初めての試みでした。学生さんたちはとても集中して聞いてくださり手応えを感じました。
8名の演者で60分の演奏会。和太鼓・篠笛・鳴物・三味線を楽器紹介を交えて演奏。俵積み唄やソーラン節のような郷土芸能曲から各演者の作曲したオリジナル曲まで幅広いスタイルでご覧いただきました。
獅子舞では学生さん+先生総勢12名のご協力をいただき、でん舎メンバーと合わせて16頭の獅子が客席を練り歩きました。1,800名の生徒さん全員を噛むことはできませんでしたが、会場内を大いに沸かせることに成功しました。
終演後、獅子頭を持ってお見送りに。「噛まれてない人、よかったら噛まれていってくださーい!」と声をかけるとあっという間に大行列が。国防を担う頼もしき若者たちも、中身は20歳前後のごく普通の青年。あどけない笑顔が印象的でした。


