




・開催地域:埼玉県
・会場:ホテル宴会場
・イベント種別:インバウンドイベント(海外学校研修旅行)
・参加人数:約20名(高校生)
・公演時間:約60分
・プログラム構成:和太鼓演奏/和太鼓体験/獅子舞演舞
本公演は、海外の高校生による研修旅行の一環として実施されました。昼食後のプログラムとして、ホテルの宴会場を活用し、リラックスした雰囲気の中で日本文化に触れてもらう構成としています。
教育的な要素を含みながらも、堅苦しさを感じさせないことが重要であるため、まずは和太鼓の演奏と獅子舞の演舞を披露し、視覚と音のインパクトで興味を引きつける導入としました。初めて見る日本の伝統芸能に対して、参加者が自然と引き込まれていく様子が見られました。
獅子舞の演舞では、その見た目や動きに対して強い関心が寄せられました。意味や背景を簡単に説明すると、「実際にやってみたい」と自ら名乗り出る学生が現れ、体験への意欲が高まっていることが感じられました。
当日は貸出用の獅子頭を用意していなかったため、安全面と破損防止を考慮し、演者が補助につきながら体験できる形で対応しました。結果として、最初に体験した学生の様子を見て、他の参加者も興味を持ち、数名が続けて参加する流れが生まれました。
このように、現場の状況に応じて柔軟に対応することで、予定にはなかった体験要素を取り入れつつ、安全性と満足度の両立を図ることができました。
太鼓体験では、4人1組のグループ対抗形式を採用しました。お互いの姿が見える配置にすることで、自然と競争意識や連帯感が生まれ、単なる体験にとどまらない盛り上がりを演出しています。
限られた時間の中で本格的な演奏技術を習得することは難しいため、今回は技術よりも雰囲気を楽しむことを重視しました。シンプルなリズムを全員で共有し、声や動きを合わせることで、一体感のある時間をつくり出しています。
グループごとに順番に体験する中で、応援や歓声が自然と生まれ、会場全体が一つのチームのような空気に包まれました。このような構成は、短時間でも満足度を高める有効な手法といえます。
イベントを通じて、参加者は終始積極的に関わり、笑顔や歓声が絶えない時間となりました。特に太鼓体験では、自分で音を出す楽しさが強く印象に残ったようで、終了後も高い満足感が感じられました。
また、演者との距離が近い環境であったことから、イベント終了後にはSNSの交換を求められる場面もあり、交流の深さがうかがえました。単なる観光体験ではなく、人とのつながりを含めた記憶として残ったことが、本プログラムの大きな成果です。
研修旅行における学びの一環として、日本文化を体験的に理解できた点に加え、楽しさを伴った時間として評価されました。参加型の構成と柔軟な現場対応により、印象に残るプログラムとして成立した事例となっています。


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改田 雅典 Masanori Kaiden でん舎代表
文化イベントプロデューサー/獅子舞師・和太鼓奏者
芸歴30年。これまでに累計1,500件以上のイベントに携わる。日本文化を軸に、企画・制作・演出を一貫して手がけ、企業イベント・商業施設・行政・インバウンド施策まで幅広く対応。
獅子舞・和太鼓・伝統芸能の知見とネットワークを活かし、企画立案からキャスティング、現場演出までワンストップで提供。