




開催場所:千葉県
会場:ホテル宴会場
イベント種別:PRイベント/展示会VIPレセプション
参加人数:約80名(メディア関係者・取引先など)
公演時間:約30分
プログラム構成:オープニング演出(和太鼓・篠笛・三味線の生演奏)/歓談時アトラクション(獅子舞の練り歩き)
実施目的:VIPゲストへの歓迎演出・日本らしさと品格の演出によるブランド価値向上
演出効果:会場全体の高揚感と一体感を創出・来場者に特別感のある体験を提供
本件は、国内有数の大型展示会にあわせて実施された大手自動車関連企業によるVIP向けレセプションでの演出事例です。会場は千葉県内のホテル宴会場で、メディア関係者や取引先、有力関係者など約80名が招待されました。企業のブランド価値を体現する場として、来場者に強い印象を残すことが求められていました。
展示会という性質上、国内外からの来場者が多く、形式的なパーティーにとどまらず、日本らしさや文化的な魅力を感じてもらえる演出が重視されました。同時に、過度に派手すぎることなく、企業の品格や信頼性を損なわない落ち着いた構成が必要とされていました。
こうした条件のもと、オープニングと歓談時間の双方で効果を発揮するプログラムとして、獅子舞と和楽器演奏を組み合わせた演出を採用しています。
今回のレセプションでは、単なる余興ではなく、企業の顔としての役割を担う演出が求められていました。来場者の多くはメディア関係者やビジネス上の重要人物であり、第一印象がその後の関係構築にも影響を与える場です。そのため、華やかさだけでなく、礼節や格式を感じさせる演出が必要でした。
また、展示会の延長線上にあるイベントであるため、来場者はすでに多くの情報に触れている状態です。その中で印象に残るには、視覚的なインパクトと同時に、空間全体の雰囲気を変える力が求められます。そこで、日本文化を象徴する存在であり、縁起物としても知られる獅子舞を軸に据え、和太鼓や三味線による生演奏を組み合わせることで、短時間でも強く印象に残る構成としました。
プログラムは約30分間で構成し、オープニング演出と歓談中のアトラクションの二軸で展開しました。まずオープニングでは、和太鼓の力強い音で会場の注目を集め、続いて三味線の旋律が重なることで、場の空気を一気に引き締めます。その流れの中で獅子舞が登場し、会場全体に動きを生み出します。
歓談時間に入ってからは、獅子舞がステージ演舞したのちに会場内を練り歩き、ゲストのもとを訪れながら、近い距離でのパフォーマンスを行いました。これにより、ステージ上だけで完結する演出ではなく、ゲスト一人ひとりが体験として楽しめる構成となっています。獅子舞が近づくことで自然と会話が生まれ、場の一体感が高まっていく様子が見られました。
和太鼓と三味線の演奏は、場面ごとに強弱をつけながら展開し、歓談の妨げにならないよう配慮しつつも、空間に心地よい緊張感と高揚感をもたらしました。音と動きが連動することで、会場全体に統一感のある演出が実現しています。
当日は、演出の開始とともに会場の空気が大きく変わり、ゲストの視線が自然と集まりました。特に獅子舞の登場と練り歩きは印象的で、多くの来場者が足を止めて見入る様子が見られました。海外からのゲストにとっては日本文化を間近で体感できる機会となり、写真撮影や交流のきっかけにもつながっていました。
また、演出が進むにつれて会場全体の一体感が高まり、歓談の雰囲気もより活発になりました。形式的になりがちなレセプションにおいて、自然なコミュニケーションを促進する効果があった点も大きな成果です。主催企業からも、ブランドイメージにふさわしい品格を保ちながら、印象に残る演出が実現できたとの評価をいただいています。
結果として、本演出は単なる余興にとどまらず、レセプション全体の価値を高める重要な要素として機能しました。来場者に特別感を提供すると同時に、企業の姿勢や世界観を体感として伝える機会となり、イベント全体の成功に寄与しています。


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改田 雅典 Masanori Kaiden でん舎代表
文化イベントプロデューサー/獅子舞師・和太鼓奏者
芸歴30年。これまでに累計1,500件以上のイベントに携わる。日本文化を軸に、企画・制作・演出を一貫して手がけ、企業イベント・商業施設・行政・インバウンド施策まで幅広く対応。
獅子舞・和太鼓・伝統芸能の知見とネットワークを活かし、企画立案からキャスティング、現場演出までワンストップで提供。