




開催地域:東京都
イベント種別:正月イベント
イベント名:新年会
開催場所:ホテル宴会場
参加人数:約200人
公演時間:約20分
実施目的:社員および関連企業とともに新年を祝い、会場全体に一体感のある祝賀ムードを創出するとともに、自然な交流とコミュニケーションのきっかけを生み出す
プログラム内容:歓談時アトラクション/客席後方からのサプライズ登場演出/祝辞と連動した垂れ幕演出
東京都内のホテル宴会場にて開催された、上場飲食企業の式典において、歓談時間のアトラクションおよび演出コンテンツを担当しました。参加者は役員や各店舗の店長など約200名。新しい年の始まりを祝う大切な場として、格式と華やかさのバランスが求められる現場でした。
全体の式次第や進行は主催側で設計されており、その流れの中で当方は歓談時間を中心とした演出を担っています。食事や会話が主軸となる時間帯に、自然な高揚感と祝賀の空気を加えることを意識し、場の流れを崩さない構成を組み立てました。
歓談時のアトラクションは約20分の構成で実施しました。会場の雰囲気に寄り添いながらも、単なる余興にとどまらず、参加者の意識が自然とステージへ向くような流れをつくっています。
演出のひとつとして取り入れたのが、客席後方からのサプライズ登場です。視線が一点に集まりがちな宴会場において、あえて後方から演者が現れることで、空間全体に動きが生まれます。これにより、会場の隅々まで一体感が広がり、参加者同士の距離感もやわらいでいきました。
さらに、祝辞と連動した獅子舞の垂れ幕演出を実施しました。タイミングを合わせて掲出される垂れ幕は、視覚的なインパクトを持ちながら、記念日の意味を象徴的に伝える役割を果たしています。
今回の演出で大切にしたのは、「歓談を妨げないこと」と「祝賀感を確実に引き上げること」の両立です。会話や食事が主役となる時間帯において、演出が強すぎると場の流れを分断してしまいます。そのため、視線の誘導や音の使い方を調整しながら、自然と意識が引き寄せられる設計を行いました。
客席後方からの登場は、その象徴的な手法のひとつです。予期しない方向から始まる演出は、驚きとともに場の空気を一変させますが、同時に過度な緊張感を生まないよう、親しみやすさとのバランスにも配慮しています。
また、垂れ幕演出については、掲出のタイミングと見せ方が重要になります。祝辞の流れとしっかりと連動させることで、単なる装飾ではなく、会場全体の感情を引き上げる“装置”として機能するよう設計しました。
宴会場という特性上、参加者の視線や意識はテーブル単位に分散しがちです。その中で、空間全体を一つの方向へ導くためには、きっかけとなる仕掛けが必要になります。
サプライズ登場による視線の転換、アトラクションによる空気の変化、そして垂れ幕掲出による視覚的なピーク。この流れを段階的に重ねることで、会場全体に一体感を生み出しました。
結果として、個々のテーブルで行われていた会話が、会場全体の空気とゆるやかにつながり、同じ時間を共有しているという感覚が広がっていきます。
歓談アトラクションとサプライズ演出により、会場全体に自然な高揚感と祝賀ムードが生まれました。特に垂れ幕の掲出では空気が一変し、大きな盛り上がりを生み、参加者の記憶に残る印象的な場面となっています。歓談中心の流れを崩すことなく場の温度が高まり、社員一体となって新年を祝う空気が醸成されました。
また、「次回もぜひお願いしたい」との声が上がり、次の依頼へとつながっています。満足度の高さとともに、継続的な関係構築にも寄与した施策であったことがうかがえます。


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改田 雅典 Masanori Kaiden でん舎代表
文化イベントプロデューサー/獅子舞師・和太鼓奏者
芸歴30年。これまでに累計1,500件以上のイベントに携わる。日本文化を軸に、企画・制作・演出を一貫して手がけ、企業イベント・商業施設・行政・インバウンド施策まで幅広く対応。
獅子舞・和太鼓・伝統芸能の知見とネットワークを活かし、企画立案からキャスティング、現場演出までワンストップで提供。