




開催地域:東京都
イベント種別:周年イベント
イベント名:建設業30周年記念式典
開催場所:東京都内ホテル宴会場
参加人数:200人
公演時間:合計60分
実施目的:周年の節目にふさわしい落ち着きと華やかさを備えた空間演出を行うため
開場時:篠笛のソロ演奏で来場者を迎える
オープニング:大太鼓のソロ演奏
歓談時:獅子舞と和楽器合奏(太鼓・篠笛・鉦・三味線)
クロージング:太鼓と拍子木に合わせた三本締め
本式典は、建設業として30年の歩みを迎えた企業の節目を祝う周年イベントとして開催されました。これまで支えてきた取引先や関係者への感謝を伝えるとともに、今後の発展に向けた節目の場として位置づけられています。会場となったホテル宴会場には約200名が集まり、落ち着いた雰囲気の中で式典が進行しました。
今回の演出では、日本文化の要素を取り入れながらも、過度な演出に偏らず、品のある空間づくりが求められました。担当者は事前の打ち合わせ段階から、音の入り方や照明の見え方に細かくこだわり、式全体の流れに自然に溶け込む構成を重視されていました。
開場時間になると、篠笛のやわらかな音色が会場全体に広がり、来場者を迎え入れました。受付から着席、歓談へと移る時間の中で、音が自然に寄り添うことで、場の緊張をやわらげる効果が見られました。来場者は企業関係者が中心で、落ち着いた雰囲気の中にも周年を祝う穏やかな高揚感が感じられました。
式典は主催者挨拶や来賓紹介など、一般的な進行に沿って進められましたが、要所で音の演出が入ることで、単調にならず全体の流れが保たれていました。演出が前に出過ぎることなく、式典を支える役割として機能していた点が印象的でした。
オープニングでは会場が暗転し、スモークの中で大太鼓にスポットライトが当たる演出から始まりました。静かな空間に響く一打目の音が場の空気を引き締め、来場者の視線が舞台へと集まります。力強さと余韻を併せ持つ演奏が、式典の幕開けにふさわしい印象を与えていました。
その後の歓談時間には、太鼓・篠笛・鉦・三味線による和楽器合奏を実施しました。音が重なり合うことで、会場の雰囲気が徐々にやわらぎ、自然な賑わいが生まれていきます。獅子舞の登場後は、演奏に合わせて会場内を練り歩き、各テーブルの近くで動きを見せました。来場者が食事をしながら伝統芸能を楽しんでいる様子が見受けられました。
歓談中の獅子舞の練り歩きでは、来場者との自然な交流が生まれていました。頭を噛んでもらう場面では笑顔が広がり、記念撮影を行う姿も多く見られました。特に若い参加者や女性グループを中心に、積極的に写真を撮る様子が印象的でした。
演者側も式の進行に配慮しながら、適度な距離感で交流を行い、会場の雰囲気を損なうことなく一体感を生み出していました。形式的になりやすい式典の中で、体験を伴う時間が加わることで、印象に残るひとときとなっていました。
クロージングでは、太鼓と拍子木のリズムに合わせて三本締めが行われました。来場者全員が参加することで、会場全体に一体感が生まれ、節目の式典にふさわしい締めくくりとなりました。
主催者からは「事前に共有していたイメージ通りの演出だった」との感想をいただいています。音や演出が過度に主張することなく、式典の流れに寄り添った構成が、落ち着きと華やかさの両立につながっていました。


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改田 雅典 Masanori Kaiden でん舎代表
文化イベントプロデューサー/獅子舞師・和太鼓奏者
芸歴30年。これまでに累計1,500件以上のイベントに携わる。日本文化を軸に、企画・制作・演出を一貫して手がけ、企業イベント・商業施設・行政・インバウンド施策まで幅広く対応。
獅子舞・和太鼓・伝統芸能の知見とネットワークを活かし、企画立案からキャスティング、現場演出までワンストップで提供。