




・開催場所:東京都
・会場:江戸東京たてもの園
・イベント種別:観光地イベント
・参加人数:約500人
・公演時間:約30分×3回
・プログラム構成:獅子舞演舞・練り歩き
本公演は、江戸東京たてもの園の館内において実施された獅子舞の練り歩きイベントです。入口からスタートし、館内の主要エリアを巡るコースで構成され、笛と太鼓のお囃子に合わせて獅子舞が回遊します。
日本の古い建造物が並ぶ空間の中で、獅子舞は違和感なく存在し、景観と調和した形で演出が成立しています。
このように、伝統的な建築と伝統芸能が重なり合うことで、来館者は空間そのものの世界観に自然と引き込まれます。単なるイベントではなく、施設の持つ価値を強化する要素として機能している点に意味があります。
本公演では、獅子舞が先導役となり、来館者を館内の各エリアへと誘導します。視覚と聴覚の両面から存在を伝えることで、来館者は自然とその動きに引き寄せられ、結果として回遊が生まれます。
また、笛や太鼓の音は館内の広い範囲に届くため、離れた場所にいる来館者にもイベントの存在を伝えることができ、誘導の起点として機能します。
これにより、来館者は自発的に移動しながら複数の建造物を巡ることになり、施設全体の利用価値を引き上げる導線が形成されます。
館内で獅子舞に出会った来館者は、そのまま後をついて歩くことで、自然とイベントの参加者へと変化していきます。単に観るのではなく、「一緒に動く」ことで体験の深さが増します。
また、練り歩きの中で獅子舞との接触が生まれることで、来館者にとって強い記憶として残る体験が形成されます。特に家族連れにとっては、子どもが体験を通じて反応し、それを共有することで満足度が高まります。
このように、来館体験を受動的なものから能動的なものへと転換できる点が大きな価値となります。
館内は建造物を一つひとつ巡る構造となっており、移動そのものが不可欠な要素となります。本公演では、その移動を単なる移動ではなく、体験の一部へと変換しています。
獅子舞が先導することで、点在する建造物が一連の流れとしてつながり、来館者はストーリー性を持って館内を巡ることができます。
結果として、歩くこと自体がアトラクションとなり、施設全体の体験価値を底上げする効果を生み出します。館内回遊と世界観演出を同時に成立させられる点が、この演出の最大の特徴です。
本公演のような回遊型の獅子舞演出は、複数の見どころが点在する観光施設において特に有効です。来館者の動線に沿って演出を組み込むことで、回遊を自然に促進し、施設全体の利用価値を高めることができます。
また、施設の世界観と調和する演出であることから、景観を損なうことなく体験を強化できる点も大きな特徴です。
さらに、来館者を観客から参加者へと転換できるため、短時間でも深い体験を提供することが可能です。回遊と体験価値を同時に高めたい観光施設において、特に高い効果を発揮するプランです。


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改田 雅典 Masanori Kaiden でん舎代表
文化イベントプロデューサー/獅子舞師・和太鼓奏者
芸歴30年。これまでに累計1,500件以上のイベントに携わる。日本文化を軸に、企画・制作・演出を一貫して手がけ、企業イベント・商業施設・行政・インバウンド施策まで幅広く対応。
獅子舞・和太鼓・伝統芸能の知見とネットワークを活かし、企画立案からキャスティング、現場演出までワンストップで提供。