使えるものは使い倒したほうがいいのは間違いないけど、何が大事かを見失ってはいけない。

昨年、我々の界隈を賑わせた

AFF。

正式名称は

ARTS for the future  「コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業」

早い話が

文化庁の助成金事業。

これのおかげで

2021年後期はイベント花盛り。

とくに年末

11~12月は大盛り上がり。

なぜなら

年内に主催事業を片づけないといけなかったから。

当方もお世話になりました

自祝フェスはこれがなければできなかった。

まぁ、無くても

何かしら、うちはやっていたでしょうけど。

その反動ですかね

1月になって、世間はぱたっと静まりやした。

感染拡大も

ありますからねぇ。

そういうことに

しておきましょう。

このAFF

今年もあるらしい。

その名も

AFF2!

なんと安易なネーミング

それは言わない約束でしょ(こそっ)

これが始まったら

また界隈は活気を取り戻すのでしょう。

そして終わったら

また静まるのでしょう。

こんなことを

しばらく繰り返すのでしょう。

助成金漬けになった我々は

まともに営業できない身体になっていくのでしょう。

ほかにもね

文化庁系の補助金、助成金事業はわんさかありまして。

たとえば

学校巡回公演だったり、アーティスト派遣してのワークショップだったり。

SNS上で見かけるのは

その手の話が多く。

つまるところ

助成金絡みじゃなきゃ生きていけなくなっているような。

このコロナ禍

不要不急と言われた我々文化・芸術系分野。

生きていくのは

なかなかに困難な状況でありますが

なりふり構わず

生き抜いていかないといけないのですが

手っ取り早く

安易な方法ばかり選びすぎると

後々になって

ニッチモサッチモ、ドウニモナラナイ

そんな状況が

待っている気がしないでもない今日この頃。

使えるものは

使い倒したほうがいいのは間違いないけれど

あくまでも

ツールの一つとして考えておかないと

依存してしまったら

抜け出せないかも。

たとえ黒字でも

運転資金がなくて潰れることだってあるわけで。

お役所とのやり取りに

疲弊することも

支払いの遅さに

辟易することもありえるわけでして。

本来業務ではないところで

振り回されたら本末転倒。

溺れる者がしがみついたのは

実は藁の船だったかもしれません。

この経験を

どう生かすか。

そういう所ほど

試されていると思いますけどね。

助成金とはまったく関係のない仕事を、この年末年始にせっせと作っておりました、はい。

このコロナ禍の2年というもの

人の流れが明らかに変わったと。それまで調子よさそうにしていた人たちがパタッといなくなり、ここをどうにか踏ん張ろうとしている人が目に付くようになって。

ものすごい誉め言葉

先般、東京新聞の取材(2022年1月6日付)を受けた時、お付き合いのある記者さんに言われました。

「いい時にいいことを話してくれる人はたくさんいる。つらいときにつらいことを話してくれる人はいない。それを明るく話してくれる人はもっといない。」「だからカイデンさんしかいなかった」

この時期にちゃんと根を張っているか、鳴りを潜めているか、なんとなく流されているか。その違いは3年後、5年後、10年後。はっきり出るはず。

雑感

Posted by densya