夢見せろとは言わないけれど、みみっちい姿を見せられても。
そういうものなのか。ふーん。
ある若い子から聞いた話。「先輩からご飯おごってもらったことがない」「たまにラーメンとか食べに行くけどいつも割り勘」正直驚きました。
かつかつなのは分からなくもないですが
年長者である以上、背中で示すのは義務。「おれ金ないから割り勘ね」そりゃ分かりますが。そういう姿見て若い子がどう思うか。
たいした未来はないのかも、なんて思わせちゃいけない
それなりに知名度も実績もあるような人が、後輩のラーメン代出すのも渋る世界。なにを察しますか。その先の夢、見れますか。
コロナで状況変わったけど
コロナで仕事減りました。副業持っている人、別の収入源持ってる人が勝ち組みたいにも思えたけど。やっぱり違うと思う。
この仕事で、腕一本で
独立したときから「バイトはしない」「この仕事一本で行くことに誇りを」と思っていました。
バイトするくらいなら子育てしろ
夫婦間の約束もありましたから。バイトする時間あったら家事育児。男前な妻に支えられましたが、方向性は間違っていませんでした。
プロ意識もいろいろありますが
「この仕事で食える」こと。「食うために仕事する」こと。「好きなことを好きなようにやるだけではない」こと。そういうものだと私は思っております。
副業的なこともしていますが
ホームページ作ったり、獅子頭販売したり、別の方法で収入を得る方法も無くはないですが、あくまでもベースは演者。それで食えてナンボです。
派手な生活はできませんがそれなりに
高級車乗り回すとか、高そうなアクセサリーじゃらじゃらさせることはできません。できてもしないがな。でもちゃんと職業として成り立つことは示しています。そうじゃないとこも示してるつもりです。それなりですが。
そうじゃなかったら、やってない
じゃなかったら「自祝フェス」なんてやりませんわ。自分のことだけやってるほうが、どれだけ楽か。保身、既得権益、そんなのばっかじゃつまらないし、悲しい。
守るものが違う
わが身可愛さで自分しか守らない人を見て「ああいう風にはならないように」と反面教師にしています。甘くても青くても。

狭い世界にいると視野が狭くなりがちですが、なるべく広く大きく。若い人に恥ずかしくない振る舞いをしたいものです。彼らがどう思うかは知りませんが。