意外なことをほめられた。それがヒントになる。
自分のことは自分が一番わからない
「自分のことは自分がいちばん分かっている」そりゃ生まれたときから付き合ってますから。嬉しいことも悲しいことも他人には言えないことも全部分かっています。当然ですね。
そこが盲点
では。自分の顔を見たことは。自分の声を聴いたことは。ありのままに見たり聞いたりすることは。ないですね。
もっと言うならば
誰よりも分かっている心の中。だれも覗いたことはありません。あくまでも想像と憶測の世界です。
自分が思うよりはるかに分かっていない世界
自分の顔を一番知っているのはおそらく家族か同僚か。毎日立ち寄るコンビニのお姉さんや駅員さんのほうがよっぽど顔を覚えてくれているかもしれません。
フィルターを通してしか知らない世界
自分の顔を見るのは鏡かスマホの画像か。声だって動画で聞くと驚きます。「思ってるより美しい声だ」と思う人はいるのでしょうか。
自分が知らない自分を知っている
「表面的にしか分かるはずがない」と思わなくもないですが、その表面をつぶさにでもたまにでもたまたまでも見る人のほうが物事を的確にとらえることがあります。一部を切り取るからこそ際立つ印象があります。
意外なことを褒められたときどう思いますか
まぁ、ただのお世辞だったり皮肉だったりするときもあります。話半分で聞くこともあります。ですが、核心をついていることもあります。
そこにヒントが隠されている
「またまたー」「そんなことないですよー」謙遜したり否定したり。普通の反応です。でも自分の知らない自分を見ている人です。そういう人の言うことに耳を傾けてみると、ヒントがごろごろしているように思えます。
「獅子舞はかわいい」どこが!?
ある時子どもに言われました。どこが?いっつも小さい子に泣かれるのに。
・・・・ん?どこに「かわいい」があるんだろう。なんでそう思ったんだろう。
考えました。
・・・なるほどね。腑に落ちました。
ヒントを生かすも殺すも自分次第
あとは試すだけです。
・・・なるほどね。言ってる通りだ。
検証して実践して成果を得る。ありがとう、教えてくれて。
基本は自分の中にあるけれど
そこにちょっとのエッセンスを加えると。化ける可能性があるということ。それをみすみす逃したらもったいない。けど気付かなかったらしょうがない。アンテナを張り続けてキャッチできる感性が大事。

こういう路線でやってたはずが、気が付けば獅子舞師。それも人からヒントをいただいたおかげです。