落ち着きのない大人です、はい。

大人になれば落ち着くと思っていました

年齢を重ねたら言動ともに落ち着いて「オトナ」になるのだと思っていました。少なくとも子どもの頃に見ていた大人、20代の頃に見ていた30代、40代。妙に落ち着きを感じたものです。常にバタバタしていた自分からすれば「いつかそうなる」「そうなりたいものだ」と思っておりました。

まるで違う現実

50代も目前。傍から見たら「いい大人」の年代のはずの自分。経験はそれなりに重ねてきた自負はありますが、精神面はそんなに成長しているようには思えません。いつになっても下っ端のようなペーペーのような気分。貫禄も威厳もない一芸人です。ご縁に恵まれた分、能力と経験値は相応に上がってきたことは事実です。

立場上、そうしなければいけないことはある

とはいえ、気が付けば周りにいるのは自分より年若い人ばかりです。偉そうな先輩風を吹かすのも柄ではないですが、それなりの年齢であり立場である以上、それらしい振る舞いもしないといけません。世間的に見れば40代後半なんて相応の社会的地位があって当然。「そんなことできませーん」と甘ったれているわけにもいきませんので、それなりには振舞っているつもりです。

手を抜くのではなく、力を抜く

怖いもの知らずというかただの無知だった若い頃に比べて、それなりに場数も踏み経験を重ねました。当然ながら今のほうが余裕はあります。いちいち気張らなくても済む気楽さはあります。「力抜け」と言われていた若い頃。力の入れようがない今。

エネルギー効率で生きてます

体力や勢いでは20代、30代には敵いません。ですが無駄なエネルギーを使わず効率よく、という点でははるかに今のほうが長けています。そうしなきゃできないという現状は否めませんが。

見上げれば高い。近づけば大したことない。

遠くから見ていると大きく美しく力強く見えても、近づくと意外と大したことないもの。「あー、こんなもんだったんだ」と思うこと、よくあります。そういうものを「壁」と呼ぶのかもしれません。若い頃に見上げた壁は、とっくに乗り越えています。でもまだまだ先にいくつも続いています。そんな感じです。

上を見続ける限り、落ち着くわけがない

若い頃に比べればいくらかましにはなっていると思います。が、まだまだ先は長い。いつまでも完成などできない。やりたいこと、まだまだある。越えたい壁がある。そういうワクワク感は今だ衰えることはありません。それが落ち着かない理由のような気がします。

気持ちは子どもの頃とあまり変わっていないかもしれません。ただただ走り続けているだけ。もう走れない、走らなくていいと思った時にはじめて落ち着くのかもしれませんが、その日が来てほしくないのが本音です。

日常

Posted by densya