続・死活問題

コロナウイルスはおそらくどんな方にも少なからず影響を及ぼしていると思われます。
我々のような芸能業は、人が集まるところで表現してナンボの世界で。
当然仕事量やひいては生活面に直結する。
まさに死活問題。

たしかに死活問題ではあるが。
まわりを見渡すと「私たちこれだけ大変なんです。どうにかしてください。支援してください」系の人がけっこういたりする。
失礼ながら「何言ってるの」と思う。

我々の仕事は安定性のかけらもない。
どこからも保障はしてもらえない。
それは初めから分かっていること。
それを分かってこの世界に飛び込んでいるのではないか。
だからリスクマネージメントが必要なのではないか。

当面の仕事がなくなりました、生活に困ります、ってどれだけ雑な生活をしてきたの、と思う。
補助金や助成金事業に頼り切っている方もまたしかり。

ふだん好きなことやって生きてるんでしょ。
会社や社会に束縛されずに表現活動しているんでしょ。
そういう自負を持っているんでしょ。
ちょっと足元ゆらいだくらいでガタガタ言ってるなよ、と思う。

正直、今のような状況が一年続けばうちは確実に廃業する。
今のままなら。
でも、今までやっていたことを見直せるチャンスでもある。
やり様がないなんて全く思っていない。

我々のような業界はプロスポーツ界や歌舞伎界などと違い、自分が名乗れば「プロ」と言えてしまう。
質の低いプロが散見していることも事実。
現状に胡坐をかいているプロもかなり散見する。

コロナウイルスは、ひょっとしたらいろんなものを淘汰するかもしれない。
もちろん、こんな風に言っている自分自身淘汰されかねない。

だから生きようと思う。
死活問題は「生きるか死ぬか」、なら生き残るために腹くくろうぜ、と思う。