普段通りに

「意識の高い」表現系の活動をされている方や保育・教育に携わる方などが、子どもたちの置かれた状況を危惧して様々な投稿をSNSに上げている。遊び方指南だったり、メンタルケアだったり、それはそれでとてもタメになる。

今の子どもたちの状況を本気で心配し、どうにかしようと真剣に取り組んでいる姿には心底頭が下がる。

翻ってわが子を見ると。学校はいきなり春休み。大好きなサッカーチームも一時休部。はじめは訳わからなそうな顔をしていたけれど、連日嬉々として遊び惚けている。

昨日は近所の公園で芝生まみれになって帰ってきた。今日はサッカーチームの仲間たちと連れ立ってボール持って公園へ。

彼らから日々国内で感染が拡大しているという深刻さはみじんも感じられず。当然緊張感のかけらもなく、父母や学校、周囲の環境がじたばたしているのも一向に気にしていないわけで。

外出は自粛しなさいと言われている中で、親としてはこんなことをさせていてはいけないのかもしれない。でも、子どもたちの日常を奪われないように配慮することが今は一番大切な気がしてならない。

とはいえ昨日今日はもともと週末で休み。明日からの「休校期間」に子どもたちがどれだけ現実を理解するのか分からない。今後、武漢のように本格的な外出禁止とならないとも言えず。こんな呑気なことを言っていられなくなる日が来るかもしれない。

ここ1か月は自分もいくつかの仕事を無くした。先行きも見えない。世間的にも激動の情勢。ただ黙って耐えているだけなのは嫌だと思い、あれこれと思案していた。でも、我が子の姿を見るにつけ「普段通りに過ごすことが大事」「普通の生活を維持することが大事」だと気付かされる。恥ずかしながら、かなり焦っていたことを認める。

これからの状況は予断を許さず、何が起こり得るか予想もつかない。でも、子どもたちの笑顔を守るべく、当たり前の日常を維持できるようにしたい。